Vol.303 2001

特集「21世紀・循環型社会の形成をめざして」

21世紀がスタートした新年度は、「循環型社会の形成をめざして」をテーマに、幅広い分野に目を向け、シリーズで紹介していきます。

第2回目は、乳製品業界の中から地元に工場のある、「オハヨー乳業(株)」と「カルピス(株)岡山工場」を取材し、循環型社会をめざす取り組みを紹介します。

「Let's Go体験隊!!」

今月も、環境を考える体験シリーズ「Let’s Go体験隊」として、「米作り・田植え」についてレポートしました。

今回の米作り・田植えでは、岡山県川上郡備中町の農家の方のご協力を得て、田植えに挑戦しました。

私たちは毎日ごはんを食べているけれど、このご飯「お米」ってどうやって作るのか知っていますか?田植えをして・・・稲刈りをして・・・それから・・・、みんなこのようなイメージだけで、あまりくわしく知らないですよね。

というわけで今回も、探検隊のカンちゃん・キョウちゃんが、田植えに至るまでの田んぼの作業と稲作りの作業について挑戦しています。

「探訪!岡山博学スポット」

岡山県内にある身近に自然を体験し学習できる博学スポットを訪れてみませんか。

今号では、ヘルメットのようなユニークな形をして、生きている化石と呼ばれているカブトガニの博物館「笠岡市立カブトガニ博物館」を訪れてみました。

岡山県笠岡市神島水道に面し、カブトガニを形どった外観、銀色に輝くドームのこの博物館では、館内に入ると大型水槽があり、生きたカブトガニと出会うことができます。

1億5千万年前の太古の時代から、今と変わらぬ姿で生息してきたカブトガニの生態や成長の過程を詳しく学ぶことができます。
また、カブトガニシアターと題し、カブトガニの進化をテーマにした映像が大スクリーンで楽しめるなど、カブトガニについて分からないこと、不思議なことが館内を見学することで楽しく学べます。

夏休み・お休みの時に、国の天然記念物にも指定されているカブトガニに会いにいってみませんか? きっと何か新しい発見ができると思いますよ。

博物館利用案内
岡山県笠岡市横島1946-2
笠岡市立カブトガニ博物館
電話 0865-67-2477

岡山の昆虫

岡山の昆虫と題して、岡山県に生息している昆虫を取り上げ、その昆虫の生態を詳しく知ることにより自然とのふれあいを深めていこう、というコーナーです。

今号は、大型セセリチョウの一種である「キバネセセリ」を勉強してみましょう。