Vol.294 1999

特集「未来への贈り物,みんなでつくる緑の郷土」

私たちにははかりしれない恩恵を与えてくれる森や樹木。岡山県では,緑豊かな森の保全と復元・創造をめざし,県民参加型による「美しい森づくり」や未来を担う子供たちによる「緑の少年隊」の活動が行われています。

岡山県では,「美しい森づくり」の事業開始から6年,施設オープンから3年,県内各地に森づくりが着々と進んでいます。

岡山県下の美しい森の施設
平成8年9月8日 久米南美しい森 オープン
平成11年7月18日 真備美しい森 オープン
平成8年9月28日 里庄美しい森 オープン
平成12年3月末 高梁美しい森 完成予定
平成9年4月26日 勝山美しい森 オープン
平成12年3月末 新見美しい森 完成予定
平成10年4月25日 長船美しい森 オープン
平成13年3月末 和気美しい森 完成予定
平成10年5月1日 東粟倉美しい森 オープン
平成13年3末 倉敷美しい森 完成予定

「元気に育つみどりの少年隊!」

~発足はから約40年,県内各地に約2千人,未来を担う子供たちが活躍しています~

「勝山美しい森」き行われた「平成11年度岡山緑化推進大会」で,平成10年度「みどりの少年隊」優良活動隊の表彰と,平成11年度に新規発足した2隊に隊旗が授与がおこなわれました。

岡山県内各地で活躍している「みどりの少年隊」。どのような団体で,どのような活躍が行われているのでしょうか。

「環境豆知識」

これまで日本で使われている「環境マーク」について取り上げてきましたが,今回は世界で使われている「環境マーク」のいくつかをご紹介します。

ドイツの環境保護マーク「ブルーエンジェル」が開始されたのは1978年。日本の「エコマーク」商品が始めて店頭に並んだのは1989年。閑居問題への意識の高い国々では,早くから環境マークが用いられています。環境への取り組みが企業の社会的評価につながり,また,省資源・省エネ,リサイクル等が中・長期的にコストダウンにつながることから,これからこのような国際的な規格が私たちの暮らしにも身近担ってくるでしょう。

このほかにも,世界各国にはいろいろな環境マークがありますので,海外旅行の際や輸入品を手にした時など,ちょっと注意してみてはいかがでしょうか。

岡山の昆虫

岡山の昆虫と題して、岡山県に生息している昆虫を取り上げ、その昆虫の生態を詳しく知ることにより自然とのふれあいを深めていこう、というコーナーです。

今号は、キリギリス科に属している「シブイロカヤキリモドキ」を勉強してみましょう。