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未来教室 第1回「環境を守る仕事とSDGs」~ここから扉を開く~2021.04.23 Update

未来教室 第1回「環境を守る仕事とSDGs」~ここから扉を開く~

ゲストスピーカー

アスエコ所長:山田哲弘氏 アスエコ職員:柏原拓史

活動内容

未来教室の第2期がついに始まりました。 第1回目は、「環境を守る仕事とSDGs」をテーマにアスエコ所長の山田哲弘と未来教室プロデューサーの柏原拓史から話題提供をしました。 とは言え、見ず知らずの12人の中学生。年齢も学校もバラバラです。 ですので、最初はみんなで緊張をほぐす簡単なゲームをしてから、その後に自己紹介。サポート役の大学生も入ってにぎやかに第1回目を行いました。 話題提供では、二人のこれまでの生き方や選択、今の仕事、活動、そして作りたい未来について話をしました。中学生たちが自分たちのいる世界だけではなく、もっと広い世界や考え方があることをSDGsをテーマに知っていきます。そして、扉の前に立つまでが未来教室の役割。第2クールも丁寧に未来教室がスタートしました。当日の詳細は以下をクリックください。今回から大学生ライターがレポートします!

内容

2021年4月23日(金)に、アスエコ未来教室第2期がスタートしました。
今回から、未来教室当日の様子は、地元の大学生である蟻塚そらさんに書いていただくことにしました。大学生の視点で見た未来教室、そして中学生の様子。楽しくも可能性が拓いていく未来教室の様子が伝われば嬉しいです。

(以下、蟻塚そらさんの報告より)

第1回となる今回の未来講師は、アスエコの柏原拓史さんと、所長の山田哲弘さん

第2期の未来教室には、中学1年生から3年生の12人が参加します。

活動の内容

今回の未来教室のプログラムは以下の通りでした。

1.アイスブレイク
2.参加者の自己紹介
3.未来教室についての説明
4.ゲストトーク(柏原さん&山田所長)
5.質問セッション
6.クローズセッション

アイスブレイクでは、ジェスチャーゲームをしました。
時間が経つごとに、明るく、楽しい雰囲気が増していきます。
続く自己紹介では、アスエコスタッフ、大学生スタッフ、中学生が順番に自分のことについて話します。
名前や学校、なぜ未来教室に参加したか、ということについて話しながら、自己紹介をしました。
参加している中学生の緊張をほぐしつつ、お互いのことを知るための時間となりました。

次に、未来教室についての説明です。
未来教室を開催する理由やねらい、教室での過ごし方についての話を聞きました。

これからの社会は変化が激しく、柔軟に対応していくちからが求められているということ。
未来教室は学校とは違う空間であり、自分の心や頭の変化を楽しむことが大切だということ。
教室の中にいる仲間たちと一緒に、少し背伸びして、楽しみながら学んでいくこと。
これらのことを頭に入れたうえで、6回の未来教室を通してさまざまな人と出会い、学んでいきます。

教室での過ごし方では、「未来教室の五か条」についての話を聞きました。

「未来教室の五か条」
第1条・・学校とは違うよ
第2条・・楽しんで
第3条・・変化を!→心の変化、頭の変化、言葉の変化
第4条・・言葉は自由、態度は前向き
第5条・・一緒に

いろんな働き方や生き方、考え方を知ることで、”扉”の前に立ち、その向こう側にワクワクする場所が未来教室です。
最初は少しくだけた雰囲気だったけれど、だんだんと真剣に話を聞くようになっていく中学生の姿が、印象的でした。

ゲストトークと質問セッション

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今回は、アスエコの柏原さん(かっしー先生)と山田所長(てっちゃん先生)によるゲストトークが行われました。

最初は、山田所長によるお話です。
小さなころは生き物が大好きだったことや、なぜ環境を守る仕事に就きたいと思ったか、ということ。今までに体験してきた素敵なことや、大変だったことについても、楽しく、わかりやすく、真面目に話してくれました。

次に、柏原さんによるお話です。
山田所長と同じく、小さなころの話や、環境を守る仕事に就きたいと思ったきっかけについて話してくれました。また、自身が立ち上げたNPO法人の話についてもお話がありました。

その後、山田所長と柏原さんに質問したいことを、中学生がひとりひとり考えていきました。同じ話を聞いても、聞きたいことは人それぞれ。中学生が、自分の気になったことを質問していきます。

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「今までで一番感動したことは?」
「NPO法人ってどうやって作るの?迷ったりしたことは?」
「自分で活動するときのコツは?」

質問をすることで、気になったことだけでなく、これからの自分自身にとって必要なことも知ることができたのではないかと思います。
質問をしたり、山田所長と柏原さんの話を聞いたり中学生は目をキラキラさせ、いきいきとしているように見えました。

「いま、自分に必要だと思うことは?」

中学生には、ゲストトークの前と後に、このような質問をしました。

「今より一歩進むために、いま、自分に必要だと思うことは?」

質問に対する答えを、スケッチブックにキーワードで書いていきます。
ゲストトークの前に見られたスケッチブック余白は、再度同じ質問をした後には次々と埋められていきました。
山田所長と柏原さんの話を聞くことで受けた刺激を、スケッチブックを使ってアウトプットし、その後グループのメンバーと共有することで、自分自身の考えについて知ってもらい、同時に自分でも理解を深めていくのです。

「自分の話を一番よく聞いているのは自分だから、しっかりと考えたことを声に出してグループのメンバーに伝えてみよう」

そんな言葉に後押しされて、皆が自分の考えを積極的に発表しました。ほかのメンバーの発表を聞く姿も、最初より真剣だったように思えます。

中学生が考えた「いま、自分に必要だと思うこと」

中学生が考えた「いま、自分に必要だと思うこと」を、一部紹介します。

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このほかにも、たくさんの「自分に必要だと思うこと」がありました。

最後に

今回から始まった、第2期のアスエコ未来教室。
通っている中学校も学年もばらばらな12人が、6回の授業を通してどのように変化していくのかが楽しみなスタートとなりました。

文:蟻塚そら(岡山大学2回生)

アスエコ未来教室第1回 ”環境を守る仕事とSDGs” アスエコ柏原拓史&山田哲弘|アスエコ|note