岡山県環境保全事業団

 

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2008年09月01日環境調査分析

環境のおはなし 第11回「野鳥の住宅事情」

  •  ミサゴ

「環境のおはなし」では、環境についてのさまざまなお話などを掲載しています。

山陽新聞朝刊に折込みの小冊子として月1回配布されているSmile(スマイル)では、「レッドデータ図鑑(絶滅の恐れのある野生生物を守ろう!)」と題して、野生生物に関するさまざまなお話を掲載しています。

今月号は、

第11回「野鳥の住宅事情」です。

皆さんは今住んでいる家が突然壊されて無くなってしまうことを想像したことがあ
りますか?
野鳥についてはと言いますと、営巣場所(野鳥のお家)減少が進んでいます。山
地開発や森林伐採などが主な原因ですが、開発が行われた結果、お家となる大
木が切り倒され、餌となる魚なども少なくなることから、野鳥が生息できる場所が
減少・消失しています。

ミサゴという鳥もその一種で、沿岸部や島の大木の上、岩棚を営巣場所として、
海の魚を餌としていましたが、沿岸開発や海域汚染の影響で生活していくことが
困難となっています。

そんな故郷である海を離れ、彼らの一部は河川を遡り今では、生活環境の異なる
県北の中国山地の近くでも見られるようになっています。

ミサゴがいったいどのようにして生息場所を海から山地へ移すことができたのか、
どのような環境で生活し、何を餌にして生息しているのか!

ぜひ読んでみてください。

*smileへの掲載は、平成19年7月号から年12回の予定となっています。


「環境のおはなし」は、環境調査・分析のページで掲載しています。
http://www.kankyo.or.jp/tyousa/ohanashi/