緑を創る設計・施工監督
公共施設の緑化

県立 岡山朝日高校 設計

県立 倉敷天城高校 設計・施工監督

岡山リサーチパーク入口 設計・施工監督
公共施設の緑化では、整備された建築物や各施設などにマッチさせて、一体的なイメージを創り出す必要があります。しかしながら、全体設計の中では、あまり詳細な検討が行われていない場合が多く、実際には、建物の工事中や完成後に施主と協議を行う中で、緑化設計に反映させていく必要があります。
また緑化工事は、全体工事の最終段階での施工となる場合が多いため、植栽地の土壌が建設機械で締め固められていたり、砕石や礫質土が交じっていたりすることもあります。その様な現場では、客土工や土壌改良工を行い、時には土の入れ替えなどが必要となる場合もあります。
既存の緑地をリフォームしたり拡張する緑化の場合、既存の植栽を最大限に活かす設計や技術も必要となります。リサイクルやコストの低減、景観の維持保全などの観点から、現代社会のニーズにも一致しているといえます。
また植栽計画では、ヒートアイランド現象の緩和に貢献することなどにも配慮が必要です。例えば建物の南側では、高木性の落葉樹を配置して、夏場の高温時には樹木が緑陰を形成し冷房の使用を抑えられるようにしたり、落葉後の冬場には太陽光を取り入れて暖房の使用を抑えられるように工夫することです。大した技術ではないかも知れませんが、少しの配慮やアイディアで省エネルギーの効果は十分見込めると考えられます。
(財)岡山県環境保全事業団では、無機的な公共施設のイメージアップを図る緑化計画を行い、緑化植物が生育しやすい環境を整える緑化設計を行います。また『循環型社会の形成や地球温暖化防止に貢献できる公共施設の緑化』に取り組みます。
道路の緑化

都市計画道路 久米東岡山線 設計

県道 早島停車場線 設計
街路樹などに代表される道路植栽は、車道や歩道、中央分離帯と並んで道路を構成する一部となっています。ひとくちに『道路の緑化』と言っても、都市部を通過する道路、地方や観光地を通過する道路など、その立地条件によっても求められる緑化の機能は様々です。さらに供用後の維持管理が容易であることも必須条件となってきます。
例えば都市部の道路緑化には、車道と歩道の交通分離や、ドライバーの視線誘導などの機能が必要となる。また自動車の排気ガスに耐えながら、自転車や歩行者などに緑陰を提供することなども求められます。また信号や道路標識、店舗看板などの視認性の確保、地下埋設物やビル建築物などへの配慮も重要となります。
一方、地方の道路緑化では、道路と周辺の自然とが一体感を醸し出すように景観を調和させることが好ましく、観光地にあっては、その文化や歴史、地域特性を把握して、シンボリックな緑化が望まれる場合もあります。
維持管理面では、剪定、除草、灌水などの管理に手間がかからないことは当然であり、並木としての統一美が整えやすいこと、車道や歩道の建築限界を確保しやすいことなども重要なチェック事項となります。
(財)岡山県環境保全事業団では、多種多様な機能や維持管理の容易さなどに配慮した『道路の緑化』に取組ながら、安全で快適な交通環境の創造に貢献することを目指しています。
それぞれの地域に調和した自然と共存する公共緑化環境を創造します。

ブルーライン一本松展望台の写真
人々の生活の質を高め、暮らしに潤いをもたらす公共緑化工事。そこには、地域によりよい影響を与える文化アセスメント的な役割が求められます。事業推進課では、県や市町村などの公共施設をはじめ、さまざまな公共環境の美観と機能を高める緑化設計や施工監督業務を行っています。
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