2026年08月24日お知らせ

【アスエコ淡水魚図鑑】砂に潜るお魚「カマツカ」って知ってる?川の底のユニークな名脇役

皆さん、こんにちは!環境学習プラザ「アスエコ」です。

川や用水路の浅瀬をのぞき込んでみると、

いろんなお魚が泳いでいるのを見かけますよね。

パッと目を引くキラキラした魚も素敵ですが、

今回ご紹介するのは、川の底(川底)でひそかに大活躍している、

ちょっとユニークな魚「カマツカ」です!


「名前は聞いたことがあるけれど、どんな魚かな?」という方に向けて、

その面白い生態や特徴をご紹介します。

 ① 「砂を食べる?」驚きの暮らしぶり

カマツカは、コイ科の淡水魚で、

日本のきれいな川や用水路の砂底(砂や小石がある場所)に

好んで暮らしています。

最大の特徴は、そのユニークな食事のスタイルです。

下向きについた特徴的な口をしており、
川底の砂ごと口に含み、

砂だけをエラから「プハッ」と吐き出して、

砂に混ざった小さな虫や有機物だけをパクパクと食べています。


まるで川底を「お掃除」しているような姿から、

「スナモグリ」という地方名で呼ばれることもあります。

② 忍者みたいな!?驚きの隠れ身の術

カマツカは敵が近づいたり、びっくりしたりすると、

「体をバタバタとさせて、一瞬で砂の中に潜ってしまう」特技を持っています。

目の部分だけをちょこんと出して砂に隠れる姿は、まるで忍者のよう!

その素早さと見事な保護色(砂地によく馴染む体色)で、

敵から身を守っています。

 カマツカが教えてくれる「川の健康」

カマツカが元気に暮らしている川は、

砂底がきれいで水も程よく流れている証拠です。

コンクリートでガチガチに固められてしまった川底では、

砂に潜るのが大好きなカマツカは生きていくことができません。

つまり、カマツカの存在は「豊かな自然の川底が残っていること」を

教えてくれる大切なバロメーターなんです。

 身近な川をのぞいてみよう!

「砂に潜る魚がいるなんて知らなかった!」という方も多いはず。

身近な川や用水路にも、

こんなにユニークで環境に適応した生き物たちがたくさん暮らしています。

アスエコでは、岡山市の身近な自然や生き物たちの不思議を

楽しく学べる展示やヒントをたくさんご用意しています。

ぜひ遊びに来て、水辺の環境について一緒に考えてみませんか?

アスエコにいるカマツカにも会いに来てくださいね!

【アスエコ淡水魚図鑑】砂に潜るお魚「カマツカ」って知ってる?川の底のユニークな名脇役