岡山県環境保全事業団

 

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2022年06月23日環境調査分析

岡山市との「生物多様性保全の推進に関する連携協定」に関して、「野生生物情報の相互共有事業」に関する覚書を締結しました

岡山市と公益財団法人 岡山県環境保全事業団は令和4年3月25日付で「生物多様性保全の推進に関する連携協定」を締結しており、あわせて同協定内の事業である「自然環境モニタリング事業」に関する具体的な取組み内容の覚書を締結しております。この度、2つ目の事業として、「野生生物情報の相互共有事業」に関する同様の覚書を令和4年5月18日に締結しました。

連携項目
1.開発行為や事業活動における適切な環境配慮の推進に関すること
2.重要な生態系の保全に関すること
3.「まちなか」における生物多様性の保全と活用に関すること
4.生物多様性を学ぶ拠点づくりに関すること
5.主体や地域単位による活動の推進に関すること
6.里地里山里海を支える人材確保に関すること

本協定における具体的な取り組みは以下の内容となります。(1)及び(2)については覚書を締結し、今後は覚書に即した内容で活動していきます(覚書の全文は、文末に記載の岡山市の公式ホームページにて公表されています)。

(1)自然環境モニタリング事業
  岡山市内の重要な生態系のうち、主として野生生物情報が不十分な地域に生息・生育する生き物につい    
 て、モニタリング調査を実施します。
  本自然環境モニタリングについては、岡山市の公式ホームページで紹介されています。
  https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000037443.html
◎ローリング方式による自然環境モニタリング事業に関する覚書(R4.3.25締結)

(2)野生生物情報の相互共有事業
  重要な生態系の保全等に寄与することを目的に、双方が持つ野生生物情報を同一プラットフォームにて整
 理・管理しながら、必要時に必要なデータを取り出す仕組みを構築するものです。
◎野生生物情報の相互共有事業に関する覚書(R4.5.18締結)

(3)自然観察会等の企画、運営事業
  上記の自然環境モニタリングの実施状況を踏まえ、観察会を行う地点や対象となる生き物に目途が立て
 ば、企画に移すものです。令和5年度から協議を始め、覚書を締結する予定です。


当事業団では今後も、自然環境分野における知識や経験の強みを活かし、地域の生物多様性保全の推進に努めてまいります。
 
本協定につきましては、岡山市の公式ホームページでも紹介されています。
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000035986.html