2025年01月31日環境調査分析
有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)分析のご案内
有機フッ素化合物のうち、ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物を総称して
当事業団では、近年、環境問題の一つとして注目されている「PFOS及びPFOA」について、
液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計(LC-MS/MS)を用いて分析を行っております。
皆様からのご依頼に基づき、河川水、地下水、排出水、土壌、廃棄物、肥料などに含まれて
いるPFOS及びPFOAについて、迅速に精度の高い値を報告いたします。
PFOS及びPFOAの測定・分析
環境省は令和2年(2020年)5月に、PFOS及びPFOAを「水質汚濁に係る人の健康の保護に
関する要監視項目」に位置づけ、公共用水域及び地下水における暫定指針値としてPFOSと
PFOAの合算値で50ng/Lが設定されました。
当事業団では、PFOS及びPFOAの分析について、自治体等からの豊富な受託経験を有しており、
環境水(河川水、地下水)や排出水だけでなく、土壌や廃棄物、肥料など、様々な媒体の分析に
豊富な実績を有しています。
PFOS及びPFOAの分析は、ぜひ当事業団にご依頼ください。
液体クロマトグラフ・タンデム質量分析計(LC-MS/MS)
有機フッ素化合物(PFAS)とは
「PFAS」と呼び、1万種類以上の物質があるとされています。
PFASの中でも、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)は、
幅広い用途で使用されてきました。
これらの物質は、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があるため、国内で規制やリスク
管理に関する取り組みが進められています。(環境省HPより)
PFOS及びPFOAに関するホームページのリンク
環境省のホームページ : 有機フッ素化合物(PFAS)について
https://www.env.go.jp/water/pfas.html
環境省のホームページ : 「PFOS、PFOAに関するQ&A集」及び「PFASに関する今後の対応の方向性」等について
(令和5年7月31日)
https://www.env.go.jp/press/press_01977.html